記載方法としては、遺伝子はイタリックで書きます。抗原は通常の文字で書きます。
　　　遺伝子 Jka，Jkb　　　抗原 Jka，Jkb
1文字を用いる系では、遺伝子は上付文字で表し、表現型は下付文字で表します。
　　　遺伝子 A1，A2　　　　表現型 A1，A2
数字表現を用いる系では、遺伝子はイタリックと上付文字で表し、抗原は通常の文字で表し、表現型はコロンを使って表します。
　　　遺伝子 Sc1，Sc2　抗原 S c1，Sc2　表現型 Sc：１，2
表現型はJk（a‐b＋）またはSc：1，-2と書き、Jka-，Jkb+、Jk（a-b+)そしてSc1＋Sc2‐とは書きません。

　BP用に2単位を見出すには、（12）単位をスクリーニングする必要があります。地元の血液センターから血液を注文するのがもっと便利かもしれません。白人および黒人の約2％がe‐であり、白人の約34％および黒人の90％がFy（aｰ)です。BPの血清中の抗A，Bから、患者のAB0血液型が0型であることがわかります。 

【参考文献】

1. Issitt PD. Applied blood Group Serology. 4th Ed. Durham, NC: Montgomery Scientific Publications, 1998 : 1-13，315-423，439-460. 



2. Mollison PL.  Engelfriet CP, Contreras M. Blood Transfusion in Clinical Medicine. 9th Ed. Oxford: Blackwell Scientific Publications, l993 : 205-245，253-254. 



3. Vengelen-Tyler V, ed. Technical Manual. 12th ed. Bethesda, MD: American Association of Blood Banks, 1996: 255-275，289-290. 



４. Reid M, Lotnas-Francis C. The Blood Group Antige Factsbook. London : Academic Press,  l997: 93-152，215-225.
問題12．（12）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
　　　　　　　30〜100 100〜300 300〜900 　　　　　　　
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