【考察】
抗Eは、Rh血液型判定システムにおいて抗原に対する抗体です。Rh判定抗体は、大部分のものが免疫起源です(赤血球への曝露によって生じます)。ただし、(2)発生の例がいくつか報告されています。その抗体は多くの場合IgGまたはlgMであり、高蛋白、抗グロブリンまたは酵素試験で最も(3)反応します。Rh判定抗体は希に補体と結合し(4)。抗Eは、溶血性輸血反応および新生児溶血性疾患に関連づけられ(5)。
Rh判定抗原を産生する遺伝子は1番染色体上にあります。現在、Rh血液型判定に指定されている抗原は40を超えています。The Intemational Society for Blood Transfusion(ISBT)は、Rh血液型判定をグループ004と称しています。比較的一般的な抗原についての名称の一部を以下に挙げてあります。
Fisher Race Weiner Rosenfield ISBT記号 ISBT数字
命名法 命名法 命名法
D Rh0 Rh1 RH1 004.001
C rh' Rh2 RH2 004.002
E rh'' Rh3 RH3 004.003
c hr' Rh4 RH4 004.004
e hr'' Rh5 RH5 004.005
f hr Rh6 RH6 004.006
Cw rhw1 Rh8 RH8 004.008
ces(V) hrv Rh10 RH10 004.0l0
G rhg Rh12 RH12 004.012
問題2.(2)の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか?
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