本日NFに適合する2単位を見いだす上での状況は、貴臨床検査室における標準操作手順(S0P)によって決まります。M‐単位が望ましい場合には、M-であるのが白人の22%および米国黒人の30%であることから、(8)単位をスクリーニングする必要があります。やはり、異種血液型輸血のために臨床検査室S0Pに応じて、AB、A、Bまたは0およびD+もしくはD‐単位を調べることができます。しかし、M‐が要求されない場合、AB0適合性についての即時遠沈検査が抗Mのために不適合となる可能性が非常に高いことに留意しておくべきです。患者および供血者について再度血液型検査を行ってから、輸血用として出庫する必要があります。NFの血清には抗Aおよび抗Bがないことから、患者のAB0血液型は(9)型です。

【参考文献】



1. Issitt PD. Applied blood Group Serology. 3rd Ed. Durham, NC: Montgomery Scientific 

 Publications, 1985 : 316-374. 



2. Mollison PL.  Engelfriet CP, Contreras M. Blood Transfusion in Clinical Medicine. 8th Ed. 

 Oxford: Blackwell Scientific Publications, l987 : 383-393. 



3. Vengelen-Tyler V. ed. Technical Manual. 12th Ed. Bethesda, MD: American Association of 

 Blood Banks. 1996: 278-285.
問題8.(8)の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか?
       4〜6 6〜10 10〜20        
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