抗DによるHDNの重度は多様です。以下の表には、異なった分類を示してあります。

　　　　　　　　　Rh溶血性疾患の重度の分類



重度の程度　　　説明　　　　　　　　　                   　　　発生率（％）

軽度　　　　　　間接ビリルビンが280〜340μｍol／Lを越えない　  　45‐50

　　　　　　　　非常に軽い貧血。治療の必要なし。

中等度　　　　　胎児浮腫は生じない。中等度の貧血　　　　　　  　　25‐30　

　　　　　　　　生後治療を施さなければ、核黄疸の危険を伴う重度の黄疸。

重度　　　　　　子宮で胎児浮腫が生じる。　　　　　　　　　 　　　 20‐25

　　　　　　　　妊娠34週前　　　　　　　　　　　　　　　　　    　10‐12

　　　　　　　　妊娠34週後　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　10‐12
　TS用の2単位を見出すには、無作為のB、D‐2単位について交差適合試験を行う必要があると考えられます。TSの血清中の抗Aから、患者のAB0血液型が（１０）型であることがわかります．

【参考文献】



1. Issitt PD. Applied B1ood Group Serology. 4th Ed．Durham，NC: Ｍontgomery Scientific 

　Publications．1998: 1045‐1095．



2. Ｍolliison PL，Engelfriet CP，Contreras Ｍ．Blood Transfusion in Clinical Ｍedicine．9th 

　Ed．0xford: Blackwell Scientific Pub1ications，1987: 543‐591．



3. Vengelen‐Tyler V．ed．Technical Ｍanual．12th Ed．Bethesda，ＭD: American Assosiation of

 　 blood Banks，1996: 461‐479．
問題10．（10）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
　　　　　　　A B O 　　　　　　　
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