自己抗体検査(4）
抗（1）-DNA抗体（3）
抗（2）-DNA抗体（3）：
解 説 ①（1）-DNAと（2）-DNA
（4）患者血清中には、（1）)DNA、ならびに
， （2）DNAに対する抗体、すなわち抗（1）-DNA抗体、抗
（2）-ＤＮＡ抗体が存在する。そして（4）に対して特異性のある抗体は、
（1）-ＤＮＡに対してのみ反応する抗体と、（1）-と（2）-DNAの両ＤＮＡに対して反応
する抗体である。これに対し、（2）-ＤＮＡに対してのみ反応する抗体は、（4）
以外の膠原病でも出現する。
②（3）抗体と（4）
抗（1）-ＤＮＡ、または抗（2）-ＤＮＡ抗体は、さらにlgG、lgA、lgMの各免疫グロブ
リソに属する抗体にわかれるが、とくに（4）の病状をよく反映しているのは
（3）型抗（1）-DNA抗体であり、（4）の病勢と平行して消長することが多レ。こ
れはとくに（5）と密接に関係しており、（4）の悪化に伴って上昇す
る。これに対し、（3）型抗（2）-DNA抗体を有する（4）患者は、臨床的に比較的
軽症であるといわれている。
病態の推定 【高いとき】（ ）内は陽性率（（6）-DNAの陽性率。いずれ
もELISA法による）
●（4）（40～60％、80％）●PM/DM（25％、50％）●PSS（20～
30％、90％）●MCTD（10～20％、45％）●Sjögren症候群（25％、
45～50％）など
（臨床検査コンペジウム第8版B6版、ビー・エム・エル、1994、p200）
問題９４．（1）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
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