感染症検査(24)

赤痢アメーバ抗体
解説
   赤痢アメーバは従来、嚢子の経口摂取により感染する
   疾患であったが、近年、性行為感染症(STD)としてのhomosexualアメーバ症が
   増加し注目されている。AIDS患者の10〜15%がアメーバに感染しているとの
   報告もある。
   赤痢アメーバの検査法としては、糞便および生検材料からの原虫検出が実施さ
   れているが、検査に熟練を要するため、免疫血清学的検査(間接蛍光抗体法、間
   接赤血球凝集反応、酵素免疫測定法、等)が補助的手段として用いられてきて
   いる。特に(6)のアメーバ症の場合、血清抗体価は高値煩向が認められ
   る。従って、原虫の検出と、FA法による血清学的検査との併用は、アメーバ症
   の診断に有用であるといえる。
             (臨床検査コンペジウム第8版B6版、ビー・エム・エル、1994、p223)

問題346.(6)の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか?
       植物性 臓器転移性 病原性        
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