感染症検査（22）
ワイルフェリックス反応
（OXK、OX19、OX2）
解説
①発疹チフス、リケッチア感染症、ツツガ虫病の血清学的診断法として開発さ
れたものであるが、その臨床的利用には制約が大きい。すなわちここで使用
しているOX19抗原は、プロテウス菌の一変異型であるOX19株由来のもので
あり、決して特異抗原ではないという制約がある。
②抗体価は2～3病週でピークとなり、80～100％の患者でOX19抗体価が160～
1260倍に上昇する(ただし健康人でも160倍までの抗体価を示す)。
（7）の場合はOXK株を使用するが、これが40倍以上の抗体価であ
るときは、本症の疑いが強いといわれる。
（臨床検査コンペジウム第8版B6版、ビー・エム・エル、1994、p222）
問題３３６．（7）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
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