感染症検査（4）
（1）は、βヒトヘルペスウィルス科の（2）ウィルスである。初感染は、（3）感染（胎盤、産道、母乳）および（4）伝播（唾液、血液、尿、精液、臓器移植など）による。多くは（5）感染であるが、先天性および後天的に多彩な感染症を起こす。（1）は他のヘルペスウィルス科ウィルスと同様に、初感染後胎内に（6）感染（latent infection）し、宿主の免疫（特に細胞性免疫）が低下すると再活性化（reactivation）する。
近年、（7）（GCV）などの抗（1）剤の実用化に伴い、いわゆるimmunocompromised host易感染性宿主の（1）感染症の迅速診断が必要とされるようになった。
臓器移植後感染症の中でも（1）性間質性（8）は、カリニ性（8）と同様、移植の予後を左右する注意を要する感染症である。移植患者における（1）感染は、初感染と再活性化の場合がある。輸血あるいはドナー臓器由来の初感染は、早期に発症する。一方再活性化の場合は、免疫抑制剤が維持量になるまで数ヶ月までに間質性（8）などの発症が見られる。（9）（AIDS）における日和見感染では、（8）、胃腸炎、副腎炎など全身性感染を起こし、末期には（1）網膜炎により失明することもある。
健常人にも（10）、伝染性単核症、輸血後症候群などを起こす。
先天性（1）感染症は、初感染の妊婦から胎児が経胎盤的に感染して起こる。巨細胞封入体症（（11） inclusion disease : CID）として古くより知られており、院内感染の起因因子、いわゆるTORCH（（12）, others, （13）, （1）, （14））の中でも最も頻度が高く、全出生児の0.29〜0.42％といわれている。典型的CIDは胎内感染の5％以下で、約95％は出生時無症候である。（日本臨床、37 増刊号、1999、ｐ264-267）
問題１５．（1）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
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