自己抗体検査(9）

抗SS-A/Ro抗体：
抗SS-B/La抗体：
解説 �@SSとはsjögren syndromeの略であるが、本抗体はシェーグレン症候群の標
　　　　識抗体となるよう開発されたものである。
　　　�AヒトB細胞であるWil₂胞から抽出した抗原と、本患者血清とでオクタロニ一
　　　　法を実施すると、三本の沈降線を生ずる場合があることから、これらを
　　　　抗SS/A抗体、抗B抗体ならびに抗SS/C抗体と命名された。
　　　�Bシェーグレン症候群での陽性率は、いずれか一方、あるいは両方が陽性にな
　　　　る場合を含めると80>％以上に達する。一方抗SS/B抗体のみの陽性率は25〜
　　　　50％であるが、これは本症候群に対して特異的である。これに対して抗
　　　　SS/A抗体の陽性率は、本症候群で80〜85％と高いが、しかしSLEや（9）で
　　　　も50〜60％の陽性率を示す。
　　　　　　　　　　　　　（臨床検査コンペジウム第8版B6版、ビー・エム・エル、1994、p202）

問題１３５．（9）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？

　　　　　　　糖尿病 骨髄腫 PSS 　　　　　　　

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