自己抗体検査(7）
抗Scl70抗体：
解説 ①Sclは強皮症(scleroderma)の、そして70は分子量7万の略である。すなわち分
子量7万の非ヒストソ核蛋白を認識する抗体で、全身性強皮症(PSS)の標識
抗体といわれる。
②本抗体はPSSの20～35％に検出されるが(とくに皮膚硬化や脱線維症の進行
例に陽性となる傾向が強い)、それ以外の膠原病で陽性になることはきわめ
てまれである。また（8）性強皮症のときも陰性である。
（臨床検査コンペジウム第8版B6版、ビー・エム・エル、1994、p202）
問題１１９．（8）の中に入る言葉は次のうちどれでしょうか？
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